会社名:株式会社 公文教育研究会
明倫教室:〒682-0865鳥取県倉吉市越中町1580-7
電話番号:0858-23-1919
子どもが生まれると、教育面でも気になることが増えてきますよね。就学前に早期教育を始める家庭も多い中「このままでいいのかな」と不安になる人も多いのではないでしょうか。早い時期に自主学習できる習慣を身につけることは、将来にわたって長く役に立ちます。今回は、子どもひとりひとりの可能性の追求を目指す公文式の特徴を紹介します。
自分で学ぶ力を身に着ける
公文式がもっとも大切にしていることは、なるべく自分の力で問題を解く学習法です。一般的な学習塾では問題の解き方を教わりますが、それでは子どもが人に頼らず自分自身で道筋を見つけ、問題を解決する力を身につける機会を奪うことにもなりかねません。
自分で学ぶ力、考える力を人生の早いうちから身につけることで、将来もし困難な壁にぶつかったとしても自分で解決方法を見つけられる柔軟な人になれます。学習面だけではなく、長い人生を生きていく上でそれはとても大切な能力ですよね。
夢や目標を自分自身の力でつかみ取っていく能力を幼いころから培っていく、それが公文式の基本的な考え方です。もともと公文式は、子どもが高校に進学したときに数学が苦労なくできるようになっていればその分自分の好きなことを追求できるのではないかという、創始者のわが子への想いが元になっています。
そのために家庭でできることとして、自習形式の問題が作られたのがはじまりです。自分で解く力を育てることで、本当に自分が勉強したいことに出会ったとき、迷わず進むことができます。幼いころから取り組む公文式の問題はそのためのものなのです。
ひとりひとりの能力に応じて学習を始める
公文式では「3年生だから3年生用の教材で勉強する」というような決まりはありません。大切にしているのは、ひとりひとりの能力に応じた学習です。
同じ学年でも違う教材を使うこともある
普通の学習塾だと、学年によって教材が決められていて、同じ学年の子は同じ教材を使用して学習するのが一般的ですよね。しかし公文式では、同じ学年の子でもひとりひとりが違う教材を使っていることもあります。たとえば、同じ学年の子が3人いたとして、個人の学力はさまざまです。
そのため、公文式ではそれぞれに合った教材を見極めて使用します。同じ教材でも、ある子どもにとっては簡単すぎたり、逆に難しすぎたりすることもあります。少し遡って下の学年の教材から進めたほうが結果的に早く学習が進む子もいます。
同じ学年だから同じ教材を使うというのは効率的に見えて実は子どもひとりひとりの可能性をつぶしてしまっている可能性もあるのです。公文式なら、子どもは「この学年ならこの問題が解けなければいけない」というプレッシャーから解放され、今本当に必要な学習に取り組むことができます。
文字や数字が読めなくても始められる
公文式では、文字や数字が読めなくても始められる教材も用意されています。0~2歳用のbabyKumonでは読み聞かせ絵本などの教材を使用し、子どもの発達に合わせた学習を親子で行える構成になっていて、小さな子どもでも「できた!」という楽しみを味わうことができます。
0~2歳にはまだ学習と遊びの境界線がありません。だからこそ、この時期に学習を楽しめる習慣を定着させることは、その後の学習への取り組み方にも大きく影響を与えます。最初の1歩として、文字や数字に遊び感覚で楽しんで取り組める公文式の教材は早期教育に最適なものといえるでしょう。
「自分でできた」をサポートする指導方法
公文式では、子どもが自力で問題解決に取り組み「自分でできた」という達成感を得ることを何よりも大切にしています。指導者はそれをサポートするための存在です。「自分でできた」と感じるためには、まず学習のスタート地点をその子にとってちょうどいい位置にすることが重要です。
無理して難しいところから学習を始めても「なかなかできない」という焦りや劣等感ばかりがつのってしまいよくありません。まずは楽にクリアできるところからスタートして、成功体験を積み上げていくことが、結果的に子どもの成長につながります。
公文式の指導方法はそのためのきめこまやかなスモールステップによって構成されているうえ、身体を鍛えるトレーニングと同じように、毎日少しずつでもその子のペースで進んでいくことによって自己肯定感が育ち、やがては高い学力を身につけていくこともできるようになります。
まとめ
今や世界のあらゆる国や地域で採用されている公文式のメソッド。その原点は、子どもが自分のペースで確実に実力をつけながら歩んでいってほしい、そしてやがて立ちはだかるであろう障壁にも果敢にチャレンジしていってほしいと願う創始者の想いにあります。
教えられて受動的に学習するのではなく、自分で考えて獲得していく能動的な学習こそが子どもを支える原動力になります。ひとりひとりの可能性を追求し、能力を最大限に伸ばす学習法が公文式の最大の特徴です。長年の経験と実績に裏づけされたクオリティの高い教材によって、年齢や学年にとらわれずに本当に自分に合ったレベルの学習をすることで、子どもは時に驚くほどの飛躍力を見せてくれます。